Let's e-Tax

3 開始届と初期登録

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 e-Tax初めての人のためのページ。昨年、e-Taxを使った人は、開始届も初期登録も済んでいると思われるので、このページは見る必要nothing。
 もちろん筆者は去年やったので今年は開始届は出さない。なので、途中までしか解説しない(別に二重に出してもいいけど税務署に迷惑かけるのもアレなんで)。なお、初期登録はやり直したのできちんと解説している。

3.1 共通

 まず税務署へ電子申告の開始届を提出しなくてはならない。せっかくなのでオンライン提出してみよう。
https://www.keisan.nta.go.jp/h20/kyoutu/ky/sm/top_webにアクセス。申告書と申告方法の選択だが、当然に「所得税」と「電子申告」を選択して、入力終了(次へ)。

 縦に長いページになる。まずは「現在のご利用環境」。PCのOSとブラウザが表示されている。使っているものと違う表示の場合は、PCからのデータをe-Tax側で正しく取得できていない。たぶんe-Taxはできないだろう。何か標準とPCまたはIEの設定が違うのかもしれない。

 その下、「確認事項」。最初に書いてあるが、全部にチェックされていないとe-Taxはできない。だからと言ってとにかく全部つければできるというものではない。ある程度、ちゃんと見ていこう。まず、このページのとおりにやっていれば、2・9・10以外にはチェックをつけてよい。

 で、2のプリンタだが、印刷しなければ接続してなくてもよいのでチェックをつけてしまおう。もちろん、印刷で申告書を残したい人は、プリンタを接続してからチェックをつけること。今さらだけどプリンタの接続の仕方はここでは扱わない。

 9のポップアップブロックは、IEの設定を変えてなければ信頼済サイトではブロック解除されていると思うが、もしかしたらウィルス対策ソフトがブロックしてくるかもしれない。とりあえずチェックを入れるしかないけど、これでダメならウィルス対策ソフトの設定を変えるしかないな。

 残りは10の署名済みActiveXのDLと実行の項目だが・・・IEの設定を変えてなければ信頼済サイトでは当然に可能なんじゃないの? 2Ksp4+IE6sp1では可能になっている。たぶんXPsp3+IE6sp3でも同様。Vistaは知らない。とにかくチェック。

 これで全部チェックがついた(かなり適当だけど)。入力終了(次へ)。

 開始届を出さないとe-Taxは使えない。
 書いてるけど、開始届を出す人は何もチェックをつけないで次に進む。
 以前に開始届を出している人は上の設問にチェックを入れる。上の設問にチェックを入れると、下の設問のグレーアウトが解除される。初期登録も済んでいる人は下の設問にもチェックを入れ、先に進むと申告書作成に移る。
 この後の作業をまとめると(まとめる必要あるのかって気もするけど)


初期登録がまだ 初期登録済み
開始届がまだ 開始届へ
開始届済み 初期登録へ 申告へ

となる。
 とりあえず、開始届の解説をする。開始届済の人は飛ばしてくれ。

3.2 開始届

 「利用者識別番号が取得されている」にチェックがされていないと、開始届を出すための画面に切り替わる。内容は簡単である。住所・氏名・職業などの項目に答え、e-Tax用の暗証番号を決めて、送信すると利用者識別番号が貰える。(左図はこの解説のために作ったものであってこのまま送信してはいない。なので利用者識別番号の取得の状態は解説できなかった)
 ちょっと数字や番号が増えてきた気がする。一度整理しよう。かならず紙にメモすること。

番号 桁・文字数数 説明
住基カードの暗証番号 数字4桁 殆ど使わないだろう。他の市町村で自分の住民票を請求する場合など、市町村の窓口で住基ネットを用いたサービスを受ける時に本人確認手段として使用する。変更は役所に行かないとできない。
公的個人認証サービス(電子証明書)のパスワード
英数字4〜16文字 住基カードから電子証明書を読み出すために必要。忘れやすいので上の住基カードの暗証番号と同じものにしておくことを勧める。変更はJPKIソフトを利用してPCでできる(「2.5 電子証明書のパスワードを変更する」を参照)。
電子申告の利用者識別番号 数字16桁 税務署から割り当てられる。国税の電子申告等をする際に必要。
e-Taxの暗証番号 英数字・記号混在 開始届を作成中に自分で決めるもの。忘れやすい人は、住基カードの4桁の暗証番号の前にe-Taxという文字列を加えたものにすることを勧める。

3.3 初期登録

 初期登録のページが表示されるので入力していく。最初は利用者情報の入力だ。手元にある識別通知を見ながら入力していく。特に利用者識別番号は間違えないように、最後に桁数をキチンと数えるなど、特に入念に。入力し終わったら「次へ」を押す。

 ICカードの確認に進む。
 ICカードリーダライタ"に住基カードを挿し込む。「認証局サービス名」は「公的個人認証サービス」を選択しておく。その状態で「次へ」を押す。
 するとパスワードを要求されるので、公的個人認証サービス(電子証明書)のパスワードを入力する。

 パスワードが正しいと画面が変わり、電子証明書の内容確認に進む。住基カードから読み取られた情報である。まず間違いはあるまい。「次へ」を押す。

 次にe-Taxへのログインとなる。また暗証番号だ。住基カードや電子証明書の暗証番号と混同しやすいので注意。
 理解しにくいとは思うが、「私の電子証明書はこれだ、とe-Taxに登録する」という手続きを今、行っている。先ほどは登録するための電子証明書を住基カードから読み出して、送信するための準備まで整った。今度は、それをe-Taxに登録するために、e-Taxというシステムにログインする必要があるということだ。
 開始届を出した時にe-Taxの暗証番号(パスワード)が設定されているハズだ。それを入力する。なお、下の「暗証番号の入力値を表示する」はチェックをつけることを強く勧める。英数字を入力しているハズなのに、なぜか半角カナになっていたりすることがあるからだ。
 正しく入力して「次へ」を押すと送信が完了し、初期登録が終わる。

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