Let's e-Tax

2 準備開始

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2.1 住基カードと電子証明書の取得

 役所の窓口へ行って、住基カードと電子証明書の申込み。前述のとおり日数がかかることもあるので、余裕を持って手続きに行くこと。
 住基カードには数字4桁、電子証明書には英数字(ここのアルファベットは大文字小文字の区別はない)で4文字以上16文字以下で、それぞれ暗証番号・パスワードを設定することになる。あらかじめ決めておくと良い。しかし、e-Taxにもパスワードがあるし、とにかくたくさん暗証番号だのパスワードがあると忘れやすいので、住基カード・電子証明書とも同じものを設定することをオススメする(電子証明書のパスワードは英数字混在とは限らず数字のみでも可のため)

2.2 カードRWの入手とセットアップ

 カードRWを入手する。通販だと時間かかるし、店頭でも在庫切れの可能性があるので、やはり日数的な余裕を見ておくこと。

 入手したカードRWをPCにセットアップ。やり方は製品の説明書を読むこと。

 筆者は昨年買ったNTTCommunicationsのSCR3310-NTTcomを使用。当時は通販で約3,500円した。住基カードと電子証明書に1,000円かかっているので、税金が5,000円安くなっても500円しかトクじゃない。手間暇を考えると完全に赤字(笑)
 今はもう少し安くなっているようだ。この手の装置を初めて買うなら、最安ではないがFelica対応のSonyのPaSoLi RC-S330(http://www.sony.co.jp/Products/felica/pcrw/)なんかいいんじゃないかと思う(住んでる役所の住基カードとの適合性は確認しておくこと。また2Kは動作保障外のようだ)。

2.3 作成コーナー事前準備セットアップツールの使用



 先にも触れたが、e-Taxを利用するためには解りにくく面倒な作業がちょこっとある。それをある程度自動でやってくれる便利なツールがあるので、それを使おうというもの。
  国税庁のサイト(http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/jyunbi.htm)にアクセス、右側の画像をクリックするとDLできる。適当な場所に保存し、それを起動する。

 公的個人認証クライアントソフトをまだインストールしてない場合は自動的にDLが行われインストールされる。ただ、インターネットに接続してなかったり、IEがオフライン中だと失敗する。失敗した場合は条件を整えてツールを再度起動するか、公的個人認証クライアントソフトを別途DLしてインストールしよう。

 完了後、いろいろ選択。まぁ、好きにして良し。そのまま確定申告に進むなら推奨されてるヤツを。筆者は一度、止めたので「表示しません」を選択して完了した。

 なお、完了したら、DLしたツールは捨ててよい。

2.4 住基カードから電子証明書を読み出してみる

 ここまで準備が進んだなら、一度、住基カードから電子証明書を読み出して動作確認をしてみよう。公的個人認証サービス利用者クライアントソフトを起動し、「自分の証明書」をクリックする。パスワードを5回連続誤るとロックがかかり、役所に持っていかないと解除できないので注意。
 表示された内容を一応、確認しておこう。左下に「有効性が確認されていない」旨の記述がある。電子証明書は表示されている内容と住民票の内容に違いが生じると失効するが、それは確認してみないと判らないため、このように表示される。右下の有効性確認のボタンを押すと、インターネットを通じて確認がなされる(なお、住基ネットや役所の住民票システムにアクセスしているわけではない)。有効性の確認ができたらその旨表示される。なお、使う時点で有効じゃないと意味がないので、有効性確認がされてない旨の表示は毎回出る。

2.5 電子証明書のパスワードを変更する

 電子証明書を使う際に必要なパスワードを変更したい場合の話だが、JPKIソフトのユーティリティからパスワードの変更ができるので、役所まで行く必要はない。
 新しいパスワードも最少4文字、最大16文字の範囲で設定する。図のように、変更ボタンを押す前にすべて項目を入力しないと変更できない。
 余談だが、現在のパスワードと変更後のパスワードが同じでも設定はできる。

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